だるまさんはふりかえらない

「ふりかえらないだるまさんがころんだ」が生まれました。「だるまの壁」というタイトルです。
だるまさんがころんだを進化させていった結果、壁に投影された「天井から撮影した映像」を見ながらだるまさんがころんだをするというあそびが生まれました。
鬼になった人はふりかえらずに、映像のなかで動いたひとを探します。
ここThink Thingsでしかできない「だるまさんがころんだ」です。
いままでのワークショップのなかでも一番印象的だったのは、この回ではじめて子供たちがお互いにあだ名をつけたことでした。
だるまさんがころんだは名前がわからないと動いたひとを指摘しづらい、と気づいた子がみんなの服を元にあだ名をつけていました。(プーマの服ならトラ、水玉の服ならたま、など)
知らない子とあそびはじめるとき、名前を聞いたら友達になる、みたいなかんじがあるけれど、ここではユニークなあだ名であそぶ。というかあだ名をつけるのがあそびになってる。
お互いのあだ名を間違えたり覚えたりしながらあそぶ子供たちは、だんだんファシリテーターがいなくても自分たちであそびを改変していくようになっていきました。
これがThink Thingsで起きてほしかったことかも、と思いました。
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