テーマは、人間にとって
さまざまな「時間」を「発見」し、
「旅」すること。
「時間」が人間を生み出したのか?
人間が「時間」を生み出したのか?
宇宙・生物・生命のミクロ〜マクロの科学から、
文学・芸術・哲学などの文化表象まで、
多層に拡がる時間と人間の迷宮をたどる旅がはじまります。
「時間旅行」展とは・・・
領域を超えた[文化としての科学]というアプローチによって、「時間」をさまざまな角度からとらえ、同時に[科学の表現としてのアート]の発想から、多彩な映像や空間デザイン、インターフェイス、デバイスなどのプレゼンテーションによって、科学とアートの視点が交錯する〈時間の総合体験旅行〉が表現されています。
「時間旅行」展(主催:日本科学未来館、企画協力:山口大学時間学研究所)は、2003年春に日本科学未来館(東京)で開催されたもので、科学者とアーティスト、デザイナーがコラボレーションで参加するという、科学をテーマにした展覧会としては初の、画期的試みとして高い評価を受けました。その後、中国〜メキシコの展示をへて、今回の山口(YCAM)展は、日本で初めての大規模な巡回となります。
本展では、展示方法、ナビゲーション・コンセプトなどを独自に再編集し、より内容を発展させたバージョンアップをおこなっています。(※展示コンテンツは24点、そのうち6点がYCAM展のオリジナル作品です。)さらに関連企画[対談、シンポジウム、レクチャー、ワークショップ、コンサート、映画上映など]も含めて、3ヶ月間にわたり展開します。