YCAMが開館してから10年間、社会のなかでアートの位置づけが大きく変わり、アート活動を通じて未来へつながる展望を切り拓いていく意義が大きくなってきました。それらの背景のもと、アートセンターの役割は、地域の特性を反映しながら、より特有に、複雑になってきています。このシンポジウムでは、アートの役割をもう一度捉え直すため、アジアの比較的新しい拠点を中心に、アートの実践を通じて、地域を活性化する事例を紹介します。

スピーカー：ヴェンザー・クライスト（HONF ファウンデーションディレクター／インドネシア）、スージー・スレイマン（DA+C Festival プロデューサー／マレーシア）、会田大也（山口情報芸術センター［YCAM］エデュケーター）ほか
モデレーター：阿部一直（山口情報芸術センター［YCAM］副館長／チーフキュレーター）