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TECHTILE Workshop

テクタイルワークショップ



概要

「テクタイル・ツールキット」という装置を使って、「触覚」をデザインするワークショップです。

ワークショップの手順

1.自己紹介 – 自分の好きな触り心地を発表します。
2.触覚採集とデータ化 – 身の回りのものの触覚を、触覚センサー+ICレコーダーで採集し、「テクタイル・ツールキット」を使って再現します。
3.中間発表 – 触覚をみんなで共有します。
4.触覚編集と評価 – 触覚のデータを、テクタイル専用アプリケーションを使って編集します。ワークシートを使い、編集する前後の触覚をグラフに書き込んでみます。
5.全体共有 – 全員の前で、触覚の変化についてプレゼンテーションを行ないます。

効果

触覚をデジタルデータとして、記録、編集、共有することと、視聴覚や運動感覚を統合的に捉えた「触感」という概念について学べます。

ねらい

1. 科学的なアプローチで触覚について知ることができます。
2. 感覚をデータ化することで、編集や共有が可能になることを理解します。
3. 触感データベースのような、先端のプロジェクトについて紹介します。


(6)慶應義塾大学の研究者を中心に、2007年より研究/発表されているプロジェクト。触感の再現だけではなく、複製・転写までもを実現する最新の技術について研究するほか、新たな触覚体験に出会う機会として、アーティストやデザイナーが共同し、定期的に展覧会を開催している。2011年より「YCAM InterLab」が参加し、共同で研究・開発を行っている。共同開発:YCAM InterLab、慶應義塾大学環境情報学部筧研究室、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科舘研究室