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Sensory Obstacle Course

感覚アスレチック




概要

空間の中に、さまざまなかたちで張り巡らされたゴムを避けながら動くことで、「空間と踊る」という考え方に触れるワークショップです。

ワークショップ手順

1.自己紹介 – 自分の好きな飲み物を飲む動きを忠実に再現します。
2.準備運動 – 手のひらを使って自分の身体の輪郭をくまなく調べていきます。その後、空間を把握します。ゴムの空間を自由に歩きながら、新しい環境への順応を行ないます。
3.アスレチック1 – 二人一組のペアになりスタートからゴールまでゴムを避けながら進みます。ターン毎に「自分は通れるが、相手は通りづらい」ようにゴム空間を変化させていきます。
4.休憩 – 身体だけでなく頭も休めるために、長めの休憩をとります。
5.アスレチック2 – アスレチック1でできたゴム空間に椅子を配置し、椅子に座って好きな飲み物を飲む動作を、スムースに動けるまで繰り返し練習します。
6.発表 – アスレチック2で練習した内容を発表します。

効果

身体が「インターフェース」としていかに環境の情報と接し、それに対処しているかを客観的に理解することができます。

ねらい

1. 自分の身体のスケールやサイズを空間的に知ることで、体性感覚を目覚めさせ反応力を高めます。
2. 建築やプロダクトデザインに通底する空間と運動の関係を考えます。
3.ダンサーが空間と対話しているようなダンス作品に対して、より深い理解と「観る目」を鍛えることができます。