人は無意識にまぶたを開閉しながら、視覚情報を摂取します。この作品は、まぶたの開閉を感知する独自にプログラムされたセンサーにより、まぶたの動きをインターフェースとし、写真映像の連写ピッチを変化させるフォトインスタレーションです。写真映像を映し出す画面の大きさは、大小2種類。画面が与える情報量や対身体性によるアフォーダンスの変化が、写真の見え方・体験感にどのように影響するのかを比較することができます。
"Processing Photography" (2008)
人は無意識にまぶたを開閉しながら、視覚情報を摂取します。この作品は、まぶたの開閉を感知する独自にプログラムされたセンサーにより、まぶたの動きをインターフェースとし、写真映像の連写ピッチを変化させるフォトインスタレーションです。写真映像を映し出す画面の大きさは、大小2種類。画面が与える情報量や対身体性によるアフォーダンスの変化が、写真の見え方・体験感にどのように影響するのかを比較することができます。
1981年熊本生まれ。フォトグラファー。デジタル・イメージをコンピュータで生成/編集/鑑賞することが一般化する中、メディアテクノロジーについての考察と試行を往復しながら、多様な形態で作品を発表している。日の出から日没まで一定の規則に従って撮影・編集された写真映像作品「Crawl」シリーズや、ライフログのためのソフトウェア「caplickr」はその一形態であり、現在は、鑑賞形態を含めたパッケージ型のデジタル写真作品「Processing Photography」の新シリーズ、同時にラップトップコンピュータでのマルチカム撮影ソフトウェアについて構想中。
2008年情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科修了(スタジオ2[タイムベーストメディア])。主な展覧会、上映歴に"MEDIA EXPLORER 2007"展、Up and Coming国際フィルムフェスティバル、DOTMOV FESTIVAL 2007など。
http://cenkhor.org/