有機的な形態をした、人間よりやや大きめのスケールを持つ建築的オブジェ。観客がこのオブジェに接近すると、センサーによって位置や距離が計測され、3本のアームをもつ形態が、水中の生物のように伸縮し、変形します。さらに、アーム内部のLEDがさまざまな色に発光し、オブジェから出力されるサウンドも変化します。観客は、この巨大なオブジェの中をくぐり抜けたり、近づいたりしながら、形と空間全体の変化を楽しむことができます。
ダーン・ローズガールデは、オランダの新鋭建築家で、本展が日本初紹介。これまで、公共空間におけるインタラクションを含んだ建築的造形物を多数発表しています。
"Liquid Space 6.0" by Daan Roosegaarde