研究開発チーム
- YCAM InterLab(2010年〜)
-
山口情報芸術センター[YCAM]に附属する研究開発チーム。主にYCAMが委嘱作品として発表するインスタレーション作品やパフォーミングアーツ作品などの開発をおこなっている。また、メディアテクノロジーを芸術表現へ応用するための研究もおこなっており、国内外から研究者を招聘する共同研究などにも積極的に取り組んでいる。
-
Photo : Dominik Mentzos
- 安藤 洋子(2010年〜)
-
1989年、舞踊家の木佐貫邦子に出会い、本格的にダンスを始める。振付家、笠井叡、山崎広太などによる多数のダンス公演に参加。1997年よりソロダンス作品を発表する傍ら、野田秀樹の作・演出によるNODA.MAP公演、坂本龍一「LIFE」などに出演。2001年には、ウィリアム・フォーサイスに認められ、フランクフルトバレエ団に入団。2005年以降、ザ・フォーサイス・カンパニーの中心的存在として世界の第一線で活躍。日本においても、自らの企画プロジェクトや外部カンパニーへのゲスト出演、振付けなど精力的に活動している。2011年には、YCAMとの共同開発によるインスタレーション「Reacting Space for Dividual Behavior」を発表。
-
Photo : 平岡尚子
- 大西 義人(2011年〜)
-
アーティスト。1986年生まれ。プログラミングを用いた精緻な絵画作品や、プログラム/電子回路/生物を素材とした彫刻作品などの制作。映像作家、デザイナー、ソフト/ハードウェアシステム開発者として、多くの作家のプロジェクトに参加している。
- 神田 竜(2014年〜)
-
アーティスト・プログラマー。Kezzardrix名義で国内外の様々なミュージシャンのライブビジュアルやMVを担当。2013年には映像メンバとして参加する「SjQ++」でArs Electronica Award of Distinctionを受賞。現代美術やメディアアート作家の舞台やインスタレーション、 広告企業のデジタルサイネージやキャンペーン、iOSアプリ、webサイト等におけるインタラクティブな仕掛けのサポートプログラマとしても活動をしている。
- http://www.kezzardrix.net/
- ひつじ(2014年〜)
-
プログラマー。1989年生まれ、多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース(現メディア芸術コース)卒業。
在学中はシステムや構造をテーマにした作品を制作、卒業後は映像制作や商業インスタレーション・デジタルサイネージ等の開発が主な活動。
- 清水 基(2012年〜)
-
東京出身。Webフロントエンドエンジニア、IAMAS、Interface Culture (Linz)、School for Poetic Computation (NY)、フリーランサーを経て現在株式会社ライゾマティクスにて勤務。
- http://nuafk.jp
- カイル・マクドナルド(2012年〜)
-
アーティスト。1985年生まれ。ニューヨーク在住。実験的なノイズやグリッチの研究から、没入型のインタラクティブインスタレーションまで、オルタナティブなセンサーの設計から、コンセプチュアルアートまで、その活動は多岐に渡る。また、オープンソースのソフトウェア開発環境「openFrameworks」の主要な開発者のひとりでもある。
- 筧 康明(2012年〜)
-
インタラクティブメディア研究者・デザイナー、慶應義塾大学環境情報学部准教授。博士 (学際情報学)。人間の五感や物理素材の特性とデジタル情報を掛け合わせて、身体、道具、コミュニケーションを拡張するインタラクティブメディアを開発する。ACM SIGGRAPH、Ars Electronica Festivalなど工学・アート・デザインの分野をまたがって研究成果や作品を発表し、平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞など受賞。触感表現の普及活動TECHTILEを共同で立ち上げ (2011〜12年度YCAMも参加)、2012年グッドデザイン賞BEST100に選出。アートユニットplaplaxとしても、主に商業分野におけるメディアテクノロジー/表現の展開可能性を開拓する。
- http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/~kakehi/
- 比嘉 了(2011年〜2013年)
-
プログラマー/アーティスト。1983年生まれ。現在、株式会社ライゾマティクス所属。プログラムによって映像を作り出すシステムや編集するための仕組みからアプローチしたリアルタイムな舞台演出やインスタレーション、ライブパフォーマンスなどをおこなっている。