藤浩志

Hiroshi Fuji

ご自身の作品の寿命について考えることはありますか? どのようなことを考えていますか?
寿命というより、賞味期限とか旬については以前からいろいろな現場でお話ししています。旬は作品によって本来様々。作品が活きるかどうかは時間が経ってからじゃないとわからないものです。
タイムマシーンで100年後に行けるとしたら、どのような形であなたの作品と出会いたいですか?
3世代を超えてあらゆる形で引き継がれて、全く思いもよらない形になってしまっている想像を超えた状態
人の死についての定義も様々ですが、もし「作品の死」を定義するとしたら、あなたはどのような状態が作品の死だといえると思いますか?
カスカスになった状態でしょうか。誰とも、どことも関係を持たなくなった状態かな。
YCAMに作られる「メディアアートの墓」に、ご自身の作品の中で入れたい作品はありますか?
もしあるなら、どの作品をどのような形で入れたいですか?
Emetic、be-tamax、VHSなどの映像作品が入っていたもの。ZIP、MO、フロッピー、CD等の大量の腐った記録データ等はあります。おもちゃ類のスケルトン、マルチトラックレコーダーや楽器などの腐った奴もたくさんありますがそれはパフォーマンスで使っていた機材類なので関係ないかな。
その他、ご意見ありましたらお聞かせください。