人間の最も根源的で創造的な行為「あそび」と、それを引き出す「もの」。このテーマをもとに「Think Things」では、展覧会そのものを「実験と創造の場」と捉え、来場者自身がYCAMの研究開発のサイクルに参加する仕組みづくりを目指します。「あそび」についての知恵がいかに創られ発展していくのか、会期をとおしてその生態系を読み解いていきます。来場者によって生み出されたオリジナルのあそびやツールを収蔵、展示し、実際にあそべる場を、YCAM館内のホワイエやスタジオに設置。人から人へあそびのアイデア自体が流動的に生産(考え、つくり)→分解(試して、あそび)→再創造(記録して、共有)されていく場を、来場者と共につくりあげます。