展示概要

2013年11月に10周年を迎える山口情報芸術センター[YCAM]は、アート/メディア/身体表現の領域を拡げる創造と発信拠点として「アートと環境の未来・山口 YCAM10周年記念祭」を開催します。

YCAMが拠点とする山口市と一体となって取り組む事業の一つとして企画された、初の公募展示「LIFE by MEDIA国際コンペティション」では、2013年3月1日~15日までの募集期間の間、約140件、10カ国以上の国々からご応募頂き、YCAM10周年記念祭のアーティスティックディレクター坂本龍一を含む6名の審査員の審査の結果、3つのプロジェクトが選ばれました。

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それぞれのプロジェクトは、怒濤の早さで山口のいろいろな方々を巻き込みながら発展しています。制作プロセスやみなさんのご協力を募集するお知らせ、イベント告知など、今後は公式tumblrサイトでご確認ください。

LIFE by MEDIA tumblr

展示場所

受賞した3つのプロジェクトは山口市中心商店街の3つの会場を拠点に展開します。

西尾美也「PUBROBE」
みんなの園 [井筒屋前広場] 山口市中市町1-23
深澤孝史「とくいの銀行 山口」
みずほ銀行向かい 山口市米屋町2-4
犬飼博士+安藤僚子「スポーツタイムマシン」
オアシスどうもん横 山口市道場門前2-3-6

審査員コメント

そこにあるのに見えないもの、感じられないもの。それを見えたり感じられたりするようにしてくれる道具、それがメディアです。近視の人だったら、眼鏡があってはじめて見える遠くの景色がある。つまり、眼鏡もメディアのひとつ。Life by Mediaでは、ぼくたちの生活のなかから、さらに彩り豊かな生活の姿を出現させてくれる道具を提案してもらいました。選ばれたそれぞれ違う3つの新しい「生活の眼鏡」、どうぞ楽しんでください。
青木淳(建築家)

受賞作品/受賞者