日本におけるドイツ 2005／2006
ニナ・フィッシャー＆マロアン・エル・サニ／新作インスタレーション展
「Radio Solaris（ラジオソラリス）/−273,15℃＝O Kelvin（ゼロケルヴィン）」

2005年10月1日（土）〜11月27日（日）※火曜日および10月27日休館
10:00〜20:00（入場は19:30まで）
山口情報芸術センター スタジオBほか  入場無料

現在の社会や制度の中で、不可視のまま横たわっているものの構造に目を向け、多種なるアプローチによって喚起するアートユニット、ニナ・フィッシャー＆マロアン・エル・サニ。
YCAMでの新作は、彼らが居住する＜ベルリン＞を題材に、＜都市と建築＞を記憶のメディアとして注目し、今も市内に残る社会主義イデオロギーを表徴した旧東ドイツ時代の建築物にフォーカスしていきます。長廻しによるきわめてエレガントなドキュメント映像を駆使しながら、現在と過去の知覚とメディアの再現性をめぐって、批評的考察を展開する映像音響インスタレーションです。

主催：財団法人山口市文化振興財団
後援：大阪ドイツ文化センター/山口市/山口市教育委員会
助成：財団法人野村国際文化財団
特別協力：Galerie EIGEN + ART Leipzig / Berlin

製作：YCAM InterLab                 
企画制作：山口情報芸術センター