珍しいキノコ舞踊団 × plaplax「The Rainy Table」

日付:
2009-02-28(土)–2009-03-01(日)
日時:
2009-02-28(土)19:00(30分前開場)
2009-03-01(日)14:00(30分前開場)
場所:
山口情報芸術センター[YCAM] スタジオA /
料金:
全席自由(整理番号付)
前売 一般 2,500円 any会員・特別割引 2,200円
当日 2,800円
チケット販売:

インターネットでのご予約·購入

山口市文化振興財団チケットインフォメーション(YCAM内): 083-920-6111

3月1日終演後、参加アーティストによるポストトークをおこないます。
公演チケットの半券をお持ちの方のみ入場可能。

プレスリリースのダウンロードはこちら

■東京公演
日付:2009-03-19(木)–2009-03-22(日)
場所:シアタートラム アクセス
チケット発売日:一般  2009-01-31(土)
友の会会員先行予約 2009-01-17(土)/世田谷区民先行予約 2009-01-30(金)
料金:全席指定
前売 一般 4,000円 小・中・高校生 2,000円
TSSS 2,000円 友の会会員割引 3,500円 世田谷区民割引 3,800円
インターネットでのご予約・購入

OUTLINE

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ダンスとメディアアートが出会い、ポップでキュートな世界を創り出す

山口情報芸術センター[YCAM]開館5周年記念事業の最後を飾る公演「The Rainy Table」。
この作品は、ダンスカンパニー「珍しいキノコ舞踊団」とアートユニット「plaplax(プラプラックス-近森 基+久納鏡子+筧 康明)」の初めての共同作品で、約1ヶ月にわたるYCAMでの滞在制作を経て発表される新作パフォーマンス公演です。
珍しいキノコ舞踊団とplaplaxが本格的な舞台作品に挑戦する本作を通じて、YCAMがこれまで取り組んできた〈アート↔メディア↔身体表現〉の新たな魅力を展開します。





--それは〈雨の中のテーブル〉という印象的なシーンから始まる旅の物語。
ポップでキュート、わくわくするような冒険に出かけましょう。


普段の何気ない感覚や気持ちをキュートなダンスで表現する「珍しいキノコ舞踊団」。そして身の回りにある道具とメディアテクノロジーを組み合わせ、五感や想像力を刺激するアート作品を発表している「plaplax」。この2組に共通するのは、私たちの「日常」を捉え、そこから見えてくるファンタジーや驚きを、遊び心をもって表現することです。今回、彼らが共同で制作するダンス作品は、そんな「日常」のすき間から広がる「旅」がテーマ。ダンサーの動きに絡むさまざまな映像や美術が、私たちを不思議な冒険へと誘います。観る人に新たな感覚を呼び起こす刺激的な新作を、ぜひご覧ください。

日常の中のダンスを捉えることで今の時代を生きる「女の子」のリアルを表現し、人気を集める珍しいキノコ舞踊団と、影や香りをつかったインタラクティブアートで国際的にも評価の高いplaplax が、YCAMで初のコラボレーション。さらに、音楽には大野由美子(Buffalo Daughter)が参加し、本作のために新曲を書き下ろします。ダンス、メディアテクノロジー、音楽など、魅力的なアーティストの相互作用が生み出す魔法のような「旅」の物語にご期待ください。


珍しいキノコ舞踊団


「3mmくらいズレてる部屋」(2006) photo: Yohta Kataoka

日常をキュートなダンスに変えていく
1990年に結成された珍しいキノコ舞踊団は、日常と繋がるダンスが印象的なカンパニーです。単に日々の生活の身振りを舞台に載せるのではなく、感覚や気持ちまでも自然に表現した彼女たちのダンスは、多くの人々に心地よさを与えてきました。それは、モダンダンスやバレエの経験に裏打ちされた技術を、あくまでも軽やかな動きで表現する彼女たちの魅力といえるでしょう。 また、珍しいキノコ舞踊団は、観客との関係においても特徴的な作品を発表しています。美術館の中庭、カフェ、オフィスなどで上演をおこなうなど、劇場を飛び出し、観客と接しながらその場所の空気感や時間を共有することで、舞台と客席との新しい関係を築いています。さらに、ダンスの途中に挟まるおしゃべりや歌などの楽しい演出も見どころのひとつです。
こうした彼女たちの空間に対する反応の鋭さや祝祭的な観客との一体感によって、どのような夢の世界が広がるのか、ご期待ください。


plaplax


「Tool's Life」(2001)

現実とイメージをつなぐファンタスティックなメディアアート
スプーンや時計などの日常品を使ったオブジェに触れると、その影から動物や飛行機などのアニメーションが生まれて動き出すという作品など、ポエティックなインスタレーションを発表してきたメディアアートユニットminim++と、鏡に写った自分とホッケーゲームで対戦できる作品など、身体やモノの機能、性質を拡張するインタラクションやコミュニケーションを生む斬新なメディア技術の研究者である筧 康明が中心となって結成されたアートユニット。「影」、「匂い」、「足跡」、「声」といった身近でありながら、とらえどころのない存在、あるいは、存在の痕跡をテーマにした彼らの作品は、デジタルテクノロジーを用いながらも、モノが持っている手触りを丁寧に伝える表現で、国内外で子供から大人まで多くの人に親しまれています。現実とイメージの世界を魔法のようにつなぎながら、新しい知覚体験と空間を作り出すplaplax。
今回は、ダンサーというリアルな身体と向きあうことで、舞台空間に新たな世界を描き出します。




振付・構成・演出:伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団)
舞台美術・映像演出・メディア テクノロジー:plaplax(近森 基+久納鏡子+筧 康明)
音楽:大野由美子(Buffalo Daughter)
衣裳:AOMI

演出補:小山洋子
振付協力:珍しいキノコ舞踊団
出演:井出雅子、山田郷美、篠崎芽美、茶木真由美、中川麻央、伊藤千枝
舞台監督:安田美知子
アニメーション制作:小原 藍(plaplax)
プログラミング協力:赤塚大典
照明:高原文江(YCAM InterLab)
音響:伊藤隆之(YCAM InterLab)
映像システムデザイン:大脇理智(YCAM InterLab)
技術協力:YCAM InterLab

宣伝美術+コピー:伊藤ガビン(NNNNY)+四つ葉加工

「The Rainy Table」楽曲制作
サンシャイン・ラブ・スティール・オーケストラ
(テナー:土生"TICO"剛/ロー・テナー:田村玄一/トリプル・チェロ:大野由美子)
ギター&ペダルスチール:田村玄一
ドラム&パーカッション:芳垣安洋
録音&ミキシング:ZAK at st-robo
作曲:大野由美子
プロデュース:大野由美子&ZAK

主催:財団法人山口市文化振興財団、財団法人せたがや文化財団、珍しいキノコ舞踊団、plaplax
企画・制作:珍しいキノコ舞踊団、plaplax、山口情報芸術センター[YCAM]、世田谷パブリックシアター
助成:平成20年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動重点支援事業)、財団法人地域創造
協賛:株式会社資生堂
後援:山口市、山口市教育委員会
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