─タイン川のダンスは自分の目で─

昨日、ミレニウム橋でカナダのダンサー、ポール=アンドレ・フォルティエがソロのダンス「30x30」を世界で初演した時はゲーツヘッドの波止場は大きな驚きに包まれた。フォルティエはこの作品を「人と都市を親密に結びつける900分」と表現している。

まもなく「ダンシング・ザ・ワールド(世界ダンス祭)」が1ヶ月間開催され、今年5月には北東地区に世界最高の振付作品が集まることになる。その祭りに一花添えるためにダンスシティ(この地域に760万ポンドをかけて新しくできたダンス拠点)が企画したイベントである。

スポークスマンのジェイムズ・ヘイルズによると、「彼はどんな天候だろうと、天気や周りの観客に対応しながら踊り、もし彼がパフォーマンスを中断するとすれば橋が開く時である。」 フォルティエはミレニウム橋で1ヶ月間演じた後、フランスのナンシー、日本の山口、カナダのモントリオール、首都のオタワの4都市で上演する予定である。

今月、雨だろうと雪だろうと霧だろうと毎日午後1時に波止場に来れば、あなたも「30x30」を体験できる。

ガイ・ウッドワード