イギリス(ニューキャッセル)、フランス(ナン シー)、カナダ(オタワ、モントリオール)、日本 (山口)の4カ国5都市を横断し、各地で街を背景に30日間30分かけて踊るサイトスペシフィックなダンスプロジェクト「30×30」。全行程150日間をかけた挑戦が既に始まっています。

カナダ・ケベック州のダンス界を常に切り開いてきたフォルティエは、60歳を目前にし、改めて踊ることの意味を問い直し、そして、老いを前にした自身の身体に対峙しながら時間や街との関わりを探るためにこのプロジェクトを思い立ちました。

山口での30日間は、市内在住の映像作家 田邊アツシにより撮影され、映像作品として「1×60」公演時を初め、世界各地で上映されます。

劇場から街へ飛び出し、風雨にさらされて変化する振付の推移を自らの体で感じようと、旅に出たポール=アンドレ・フォルティエ、そして、30日間、映像で向かい合う田邊アツシに遇いに、山口市道場門前・西門前商店街までお越し下さい。