Cast
Photo:Yoshiyuki Uchibori
hyslom / ヒスロム
2009年に活動を開始。山から都市に移り変わる場所を定期的に探険している。その場所の変化を自分たちの身体で実感する事に重点を置き、その時々の遊びや物語を記録する。記録には、映像や写真の他に、出会った人々を演じることや、日記・スケッチの作成、立体物の制作やパフォーマンスなど、様々な方法を試みている。2012年第6回AACサウンドパフォーマンス道場で優秀賞を受賞。
http://hyslom.com
AbRabbi –油火–
tessei, mai, shinpei, miyu, koudai, hacchi, kaoru, keifu, kenta, shintaro, shinohara and keitaro
火を自らの魂とし
炎を創り炎舞する
爆発させた油火(アブゥラビ)は空へと昇華し宇宙になる
Staff
ラインプロデューサー
撮影
録音・整音
美術
衣装協力
Director
Photo:Yoshiyuki Uchibori
柴田 剛
1975年神奈川県生まれ。映画監督。
代表作に、処女長編『NN-891102』(1999年)、『おそいひと』(2004年 / 第5回東京フィルメックスコンペティション部門出品)、『堀川中立売』(2009年 / 『映画芸術』誌 2010年邦画べストテン第2位、NIPPON CONNECTION 2011 最優秀賞)、『ギ・あいうえおス –ずばぬけたかえうた‒』(2010年 / 第3回恵比寿映像祭、Hors Pistes 2013、PUNTO DE VISTA 国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門出品)など。
コメント
いま、みんなはどうやって映画を撮っているんだろう?
自分は、子供の頃から続けていることをそのままシンプルに提示した結果、こういう映画になった。
子供は、作り始める前にオチをつけたがり、それにむかって突き進んでいく(そのオチは「いきなり死ぬ」とか、強烈なものばかり……生命力が溢れている証なんだろう)。もし仮に、子供が映画を手にしてギを作ったらこうはいかないはずだ。子供の頃から続けていることのはずなのに、実に不思議だ。
今回は“浮遊する謎の発光体”を追いかける旅を記録撮影した。
「夏時間の大人たち」とある人は言った。
ただただボーっと空を見上げながら各地を移動していくと、決まってその“発光体”は夕方の空に現れた。その日1日の撮影がおわりかける一瞬に。
贅沢な数日間の撮影の旅だった。これが映画というものだと噛み締めた。
映画を明るく照らし出す光源は、なにも映写機やプロジェクターの玉だけではないのだ! 見上げろ!なにか写ってるぞ自分の目玉に!