■特別対談 出演者・モデレータプロフィール


 

■出演

広中平祐 Heisuke Hironaka/[財]数理科学振興会理事長、山口大学名誉教授
1931年 山口県由宇町生まれ。数学者。京都大学理学部卒業。ハーバード大学大学院(Ph.D)数学科卒業。専門は代数幾何学。ブランダイス大学教授、コロンビア大学教授、ハーバード大学教授、京都大学数理解析研究所教授、同所長、山口大学学長などを歴任。1996年から2002年まで山口大学学長。2000年時間学研究所を設立。現在、ハーバード大学、京都大学、山口大学の各名誉教授、財団法人数理科学振興会理事長。著書に「解析空間入門」、「学問の発見」などがある。受賞歴は、1970年にフィールズ賞受賞、1975年文化勲章、2004年レジオン・ドヌール勲章ほか多数。

 

■出演

毛利 衛 Mamoru Mohri/日本科学未来館館長、宇宙飛行士
1948年北海道生まれ。理学博士。1985年北海道大学助教授から宇宙開発事業団に転身。日本初の宇宙飛行士の一人に選抜される。1992年科学者として宇宙実験を遂行。2000年NASA宇宙飛行士の資格で立体地図作成ミッション遂行。現在、日本科学未来館館長および宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙飛行士。著書に「毛利衛、ふわっと宇宙へ」「宇宙の風」「宇宙からの贈りもの」など。宇宙を含む広い分野における最先端科学技術分野を社会に伝える場作りおよび将来日本の科学技術を担う人材育成に取り組んでいる。

 

■モデレータ

井上愼一 Shin-Ichi T. Inoue/山口大学時間学研究所前所長 理学部教授
1945年生まれ。研究室でネズミの神経細胞の活動を記録したり、タンパクや遺伝子の量をはかったりして、30年も過ごしてきた。脳の中にある生物時計の研究が自分のテーマ。生物時計が視交叉上核という名前の場所にあることが発見されたときに、自分も端の方で立ち会えたことを誇りにしている。山口大学へ移ってからは、林原フォーラム「時間と時」の企画や時間学研究所の設立に携わる。

 

■モデレータ

内田まほろ Maholo Uchida/日本科学未来館
1971年生まれ。2002年より企画展担当として日本科学未来館勤務。慶應義塾大学文学部非常勤講師。科学、アート、デザインの融合する領域で、国内外の展覧会、アーカイブなどのプロジェクトに携わる。主な企画として「ことばの扉をひらく」(せんだいメディアテーク)、「与平の家プロジェクト」(大井町民家)、ロッテルダム映画祭 2000 "TEC POP JAPAN"、未来館では「時間旅行」展「F.C.R.B.スタジアムプロジェクト」「サウンド バム」展を担当。

 

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