YCAMオールナイト上映
変態アニメーション・オールナイト
真夏の夜の奇妙なアニメーション・オールナイト!
見たら一生忘れることのできない、強烈なアニメーション作品が一挙集結
この上映会は、国内外のアニメーション作品の研究/評論を精力的に手がける土居伸彰と、国内の映像作品を世界へ発信するインディーズ・レーベル「CALF(カーフ)」による監修のもと選定された世界各国の〈変態〉的なアニメーション作品計13点を、MCの解説を織り交ぜながら、一晩かけて一挙に上映します。
短編から長編まで、クレイ(粘土)や手描きから3DCGまで、多種多様なアプローチで展開していくアニメーションの数々。〈変態〉というキーワードが指し示す通り、いずれの作品もその姿かたちを変容させ、視覚を通じて観客の身体感覚を強烈に刺激すると同時に、時間/空間感覚すらも歪に捻じ曲げていきます。
見たら一生忘れることができないほどのインパクトをもたらす作品の数々を、映画館の定番スタイルであるオールナイトで集中して鑑賞する本上映会をこの機会にぜひお楽しみください。
前売券購入者を対象に抽選で30名に変態オールナイトメンコを1枚プレゼントいたします
プレスリリース
監修:土居伸彰、CALF
MC:水江未来、土居伸彰、ピーター・ミラード
※全て日本語字幕付き
『草上の朝食』
2011年/4分/エストニア
監督:エリック・アルヌルム、ミケル・レーハ、マリ=リース・レバン、マリ・パッカース
『群れ』
2011年/7分/フィンランド
監督:ヨニ・マンニスト
『ピーター・ミラード レトロスペクティブ』
前編6分、後編6分/イギリス
監督:ピーター・ミラード
『ゲット・リアル』
2010年/12分/オランダ
監督:エバート・デゥ・ベイヤー
『ザ・クリスティーズ』
2006年/78分/イギリス
監督:フィル・ムロイ
『パペットボーイのお話』
2008年/19分
監督:ヨハネス・ニホルム/スウェーデン ※変態初上映
『ボビー・イエー』
2011年/23分/イギリス
監督:ロバート・モーガン
『写真の左下隅にいる男』
1997年/14分/イギリス
監督:ロバート・モーガン ※変態初上映
『サニー・アフタヌーン』
2012年/7分/オーストリア
監督:トーマス・レノルドナー
『家族』
2011年/4分/スイス
監督:ユーリ・A ※変態初上映
『リトル・デス』
2010年/11分/アメリカ
監督:ルース・リングフォード ※変態初上映
『インヴァーション・レイヤー』
2003年/14分/アメリカ
監督:ブルース・ビックフォード
『CAS’L’』
2010年/45分/アメリカ
監督:ブルース・ビックフォード
『モンスターロード』
2004年/80分/アメリカ
監督:ブレット・イングラム
参加作家 | |
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日時 | 7月27日 (土) 23:30開場 / 23:55開演 |
会場 | YCAM スタジオC |
料金 | 当日券有、23:00からスタジオC前にて先着順に受付。*1人様1枚のみ。 チケットは完売しました。 当日券の販売については、当日の朝10時以降にお問い合わせください。 全席自由 【前売】一般:2,000円/any会員・25歳以下・特別割引:1,500円 【当日】 2,500円 チケット発売日:6月1日 (土) |
その他 |
※ イベント時間中、託児サービスはありません |
プロフィール
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土居伸彰(ドイ ノブアキ)
アニメーション研究/評論
1981 年生まれ。短編を中心とした世界のアニメーションの研究・評論・紹介を行う。編著に『ドン・ハーツフェルト』(CALF)、訳書にクリス・ロビンソン『『ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード』』(太郎次郎社エディタス)など。 -
水江未来(ミズエ ミライ)
アニメーション作家
1981年生まれ。細胞や立方体をモチーフにしたノンナラティブのアニメーション作品を制作。作品は世界4大アニメーション映画祭のすべてにノミネートされ、2011年の『MODERN No.2』はベネチア映画祭で上映、アヌシー国際アニメーション映画祭で音楽賞を受賞。現在、最新作『WONDER』の公開待機中。 -
ピーター・ミラード
イギリス・モルバーンヒルズ生まれのアニメーション作家。
ウェールズ・ニューポート大学を卒業した後、世界的に評価の高いイギリス王立芸術院にてアニメーションを学ぶ。子どものような絵を用いたシュールで物語のないアニメーションを特徴とし、制作体制のインディペンデント性やサウンド・デザインへのこだわりに定評がある。
『ボーゴドビエゴドンゴ』『ホーガン』『カスタード』といった代表作は、オタワ、ピクトプラズマ、オランダ、ドレスデンなどといった著名な映画祭やギャラリーで国際的に数多く上映されている。2012年にはCALF主催の巡回イベント「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト」で回顧上映が組まれ、日本国内でも大きな話題を呼びつつある作家である。
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