GUESTS

赤田 倫治
Akada

山口大学大学院創成科学研究科化学
ライフサイエンス系専攻 教授

山口大学工学部応用化学科教授。専門は遺伝子工学。1961年生、岡山県出身。広島大学発酵工学教室で酵母に出会う。2003年には世界初の遺伝子組換え技術を使ったお酒を販売する。その後、バイオエタノールやヒトの病気も酵母で研究している。酵母のうまい話に乗っています。

片山 俊明
Katayama

ライフサイエンス統合
データベースセンター特任助教

生命科学・医科学データベースを統合的に利用するための研究を進めている。バイオインフォマティクス用のライブラリBioRubyを始め、TogoDB、TogoWS、TogoGenome、TogoVarなどの各種データベースサービスを開発するとともに、国際会議BioHackathonを10年間にわたって開催、YCAMと共同でゲノム弁当の企画も行っている。

岩崎 秀雄
Iwasaki

アーティスト
生命科学研究者

生命美学プラットフォームmetaPhorest主宰、早稲田大学理工学術院教授。生物時計や形態形成などを研究。1971年生。合成生物学分野の「細胞を創る」研究会の創設にも関わり、2016年には会長。著書に『〈生命〉とは何だろうかー表現する生物学、思考する芸術』。

セバスチャン・
コシオバ
Cocioba

モレキュラー・フローリスト

遺伝子工学を用いた新しい花のデザインの研究者。現在は、MITメディアラボの委託研究者。そのほかに、子供たちにバイオテクノロジーを学ぶ機会を提供するラボ「Binomica Labs」のディレクターも兼務。分子遺伝工学の初心者から研究に従事する学生まで、オープンソースを開発しながら、自らの発見、気づきから自主的に学んでいくカリキュラムを提供。

フィリップ・
ボーイング
Boeing

Bento Lab 共同創設者

世界初のラップトップサイズの簡易DNAラボラトリー「Bento Lab」の開発を行う「Bento Bioworks」の共同創立者。バイオテクノロジーを誰もがアクセスしやすいものにすることに取り組んでいる。東京に拠点に活躍するアーティスティック・リサーチ・フレームワーク「BCL」にも参加している。

contact Gonzo
Gonzo

アーティスト・ユニット

肉体の衝突を起点とする独自の牧歌的崇高論を構築し、即興的なパフォーマンス作品や映像、写真作品の制作、マガジンの編集などをおこなう。contact Gonzo とは、集団の名称であると同時に彼らが実践する方法論の名称でもある。山中の斜面を滑り降りる「山サーフィン」を開発。

会田 大也
Aida

東京大学GCL GDWS機構 特任助教

2003年の開館より11年間、YCAMにてチーフエデュケーターとして教育普及を担当。メディアリテラシー教育などの分野で、ワークショップやプログラムを開発実施。主な担当企画に「コロガル公園シリーズ」など。「あいちトリエンナーレ2019」にキュレーターとして参加。

ベジタブル喫茶
ToyToy
Toytoy

山口市内の料理店。旬の野菜をふんだんに使ったランチの他、お弁当、ケータリング、カレーやクラフトビールなど多岐にわたって食を追求している。2017年から、YCAMバイオ・リサーチと、ゲノムが解読された生物のみを食材に用いた「ゲノム弁当」企画で共同制作をしている。