続いての作品は『ディレイ電話』。担当は瑞己くんと眞央ちゃんです。これは2台のテレビ電話で、お互いの会話のタイミングを遅らせることが出来るという作品です。瑞己くんがテレビ電話の前に座り、そのモニター画面には眞央ちゃんの顔が映し出されます。ひとりは実像、もうひとりは画像、という変わった状態での撮影も難なく終了。作品を体験しているシ−ンも自然な感じでできました。ナレーションのコメントは少し時間がかかりました。原稿を読みながら声だけ録音するのですが、思ったよりも難しい。棒読みにならないようにするには、なかなか気を遣いました。
最後の作品『相対性理論で走ろう』の担当は、翔太くんと広樹くん。「高速で移動すると時間の進みは遅くなる」というアインシュタインの相対性理論。この作品はその理論を疑似体験できる模型です。時計を持って走る速度が速ければ速いほど、時計は遅れていくのです。光の速度に近づこうと、本番前に何度も何度も練習します。するとすっかり息が切れてしまって、せっかく覚えたコメントを忘れてしまいました。もう一度、覚え直しです。本番では、練習の甲斐あって速く走ることが出来たし、コメントも上手く言うことが出来ました。一安心です。
撮影はまだまだ続きます。次はYCAMスタッフへのインタビューです。担当したい人、と聞くとほぼ全員が手をあげる、疲れ知らずのキッズ達。結局、眞央ちゃんと真聖ちゃんが質問することになりました。しっかり質問をするキッズ達にたじろぐYCAMスタッフ。YCAMスタッフももっとがんばらなくてはいけませんね。
13時からスタートした取材は、予定の2時間を大幅にオーバーして、終了したのは4時半をまわっていました。集中力が切れそうになりながらも最後までやり抜いたナビ・キッズ。本当にお疲れ様でした。
終了後、みんなでジュースを飲みながら連絡先の交換をしました。仲良くなれてよかったですね。
※この様子は、山口朝日放送『やまぐちしま専科』にて3月30日に放送されました。
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