第3回 ナビ・キッズ リポート
「宇宙電波望遠鏡観測」
 ワークショップ
講師:山口大学理学部助教授
   藤沢健太先生
日時:2005年4月2日(土)
   14:00〜16:00
リポーター:原田翔太
      (小学6年)

△ナビ・キッズリポートメニューへ

→アーカイブへ

僕は、ワークショップに参加して初めて知ったことがあります。
それは、星が光を発する以外にも電波を発生していることです。
それよりもっと驚いたのが、人間が電波を発生していることです。
ワークショップの中で、小さい電波望遠鏡で実験しました。
BSアンテナを使って電波をキャッチします。

電波を出していたら機械を通して、紙の上に線になって出てきます。
僕がアンテナの前に立つと針がピクンと動いて電波が強くなって、はなれるともとにもどりました。
人間は電波を発生していることがわかりました。
大人と子供も同じでみんな電波を出していました。

ブラックホールについて知ったことがあります。
ブラックホールは、黒くて闇だから「ブラックホール」と思っていました。
でも、それは「うそ」だった。
ブラックホールは、中心からジェットを出しています。
周りに集まった宇宙のチリがその中に落ちた時、爆発して光をだしているそうです。
だから、ブラックホールの周りは輝いていた。
いまだにジェットが出る理由は不明らしい。

僕は、仁保にある宇宙電波望遠鏡を動かして、土星を観測しました。
離れている場所のアンテナが動かせるなんて、すごいです。
12分かかって土星をみつけ観測しました。
しかし、思っていたより電波は強くありませんでした。ちょっとショックです。
遠くから発生する微妙な電波を観測できるのには、驚きました。

このワークショップでたくさんのことを知りました。
僕は、「宇宙」っておもしろいなぁ、宇宙がまた好きになりました。
これからもワークショップで知ったことを忘れないで、新しいことをたくさん知っていきたいです。

※以下の写真は、翔太くんの弟、健太くんが撮影したものです。一番下は『光の旅』の写真です。

▲このページの先頭へ

△ナビ・キッズリポートメニューへ