"Liquid Space 6.0" by Daan Roosegaarde

新作(YCAM委嘱作品)

Liquid Space 6.0

ダーン・ローズガールデ

有機的な形態をした、人間よりやや大きめのスケールを持つ建築的オブジェ。観客がこのオブジェに接近すると、センサーによって位置や距離が計測され、3本のアームをもつ形態が、水中の生物のように伸縮し、変形します。さらに、アーム内部のLEDがさまざまな色に発光し、オブジェから出力されるサウンドも変化します。観客は、この巨大なオブジェの中をくぐり抜けたり、近づいたりしながら、形と空間全体の変化を楽しむことができます。
ダーン・ローズガールデは、オランダの新鋭建築家で、本展が日本初紹介。これまで、公共空間におけるインタラクションを含んだ建築的造形物を多数発表しています。

ダーン・ローズガールデ/Daan Roosegaarde [オランダ]

建築家。オランダ・ロッテルダムを拠点に活躍する若手アーティスト。建築と人、メディアの関係性を探求し、テクノロジーと身体との相互作用により、観客と公共空間を一体化する作品を手掛ける。「V2」(ロッテルダム)「Microwave」(香港)など国際的なアートフェスティバルに出展。現在、アートラボ「Studio Roosegaarde」主宰。
http://www.studioroosegaarde.net/