南隆雄の滞在制作日誌 part2
6/26
初のランスルー。セットの中で約60分踊るフォルティエを見て、ついに作品らしきものが立ち上がったことを実感する。彼が帰ったあと、小1時間わくわくしながらひとりで舞台を眺める。
6/27
休日
6/28
5時まで各々の作業をした後、ランスルーを撮影する。歩くという動作において、A地点からC地点に移動するとき通過するB地点がたった10cm移動しただけで、こんなに舞台の印象がかわるものなのかと驚く。
6/29
昨日撮影したランスルーを、フォルティエと二人で見る。終盤になにかイメージが必要だという合意にいたる。途中、新聞の取材。ここ数日暑い日が続いているので、毎日外で踊っているフォルティエはどうやら少しお疲れの様子。彼はウナギの蒲焼きが好物らしく、夏バテに効くと話したら早速今日食べいくらしい。
6/30
おとついから制作していた新しい映像を見せてみる。いたく気に入ったようす。
まだ、細かいところはは詰めきれていないけど、いいものになりそう。
7/1
制作のあと、夕方から秋吉台国際芸術村での内橋和久さん他の出演するコンサートをみんなで見に行く。
7/2
昨日の記録ヴィデオを見た後。マイクとギターアンプを使ったダンスを試みる。その後、明日到着する新しいスタッフ達に見せるための準備。リチ君にサポートしてもらって、映像機材の設置方法を若干変更する。ヴィデオミキサーなどを追加。マイナーな改善点をすこしづつ詰める作業が続く。